引退の内村航平、海外メディアも「輝かしいキャリア」と称賛「圧倒的美しさと人間性」
男子体操の個人総合で五輪2連覇を達成した内村航平(ジョイカル)が11日、現役引退を発表した。体操界のレジェンドの決断を海外メディアも報じ、「約10年に渡りこの競技を支配していた」「圧倒的な美しさと正確性、人間性を確立していた」などと敬意を記している。
五輪で個人総合2連覇のレジェンド、11日に引退を発表
男子体操の個人総合で五輪2連覇を達成した内村航平(ジョイカル)が11日、現役引退を発表した。体操界のレジェンドの決断を海外メディアも報じ、「約10年に渡りこの競技を支配していた」「圧倒的な美しさと正確性、人間性を確立していた」などと敬意を記している。
内村は2008年から全日本選手権の個人総合で10連覇を達成。世界選手権でも09年から6連覇を達成した。五輪には08年の北京から4大会連続で出場。北京では団体総合、個人総合ともに銀メダルを獲得した。12年ロンドン、16年リオと個人総合で2大会連続の金メダルを獲得。リオでは団体総合の金メダルにも貢献した。
11日に自身の公式ホームページで引退を発表した内村。五輪公式サイトは「体操の個人総合で五輪2連覇のコウヘイ・ウチムラが引退」との見出しで記事を掲載し「3つの金メダルを含む7個の五輪メダルを獲得した輝かしいキャリアに幕を下ろした」「約10年に渡りこの競技を支配していた」と功績を称えた。
米放送局「NBCスポーツ」も「史上最高の男子体操選手として広く知られるコウヘイ・ウチムラが引退を発表した」と報道。AP通信は「3度の五輪王者、日本のコウヘイ・ウチムラが引退」との見出しで伝え「初の五輪出場となった北京以来、10年以上にわたって体操界で圧倒的な美しさと正確性、そして人間性を確立していた」と内面の素晴らしさにも触れていた。
(THE ANSWER編集部)