大谷翔平、活躍しすぎて米誌が思わぬ苦悩 MLB名場面10傑企画「1つだけ選ぶの難しい」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と大活躍だった。米スポーツ専門誌が今季MLBで最も印象的なシーン10選を発表。「1つだけを選ぶのは難しい」としながらも、二刀流スターが真価を発揮した8月の試合を選出した。
スポーツ・イラストレイテッド誌が8月18日のタイガース戦を選出
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と大活躍だった。米スポーツ専門誌が今季MLBで最も印象的なシーン10選を発表。「1つだけを選ぶのは難しい」としながらも、二刀流スターが真価を発揮した8月の試合を選出した。
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選ばれたのはあの試合だった。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が「2021年MLBトップ10の瞬間」と見出しを打って、今季のMLBを時系列順に振り返った。6番目に選出されたのが背番号17の躍動。「オオタニの活躍なしに2021年のトップモーメントは語れない。しかし毎晩のように活躍していたオオタニのシーズンからどれを選べばよいのだろうか?」と選出の苦悩を前置きしながら脚光を浴びせたのは、8月18日(日本時間19日)のタイガース戦だった。
大谷はこの試合で「1番・投手」で先発出場。渡米後最長となる8回を投げ切り、8奪三振無四球1失点とマウンドで躍動した。打っては第4打席に飛距離430フィート(約131メートル)の特大40号ソロを放ち、自らを援護。二刀流の活躍で8勝目をマークした試合を記事ではこう振り返っている。
「1つだけを選ぶのは難しいが、8月18日のタイガース戦は間違いではないだろう。キャリア初の8回を投げ切り、8奪三振無四球を記録した。そして追加点となる40号本塁打を右翼席の深いところに飛ばした」
“リアル二刀流”を解禁し、米国のファンを大いに驚かせたシーズン。数々の名シーンを生んだ。印象に残った光景はファンそれぞれだが、創刊67年の権威ある専門誌は二刀流の価値を最大限示したこの試合を注目した。
(THE ANSWER編集部)