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フィギュア友野一希、1万7000人スタオベの爆走演技に恩師が涙「君を誇りに思います」

フィギュアスケートの全日本選手権は26日、男子フリーが行われ、友野一希(セントラルスポーツ)は175.88点を記録。合計263.67点で5位に入った。プログラム「ラ・ラ・ランド」を熱演。4回転も3本決め、観客のスタンディングオベーションを浴びた。振付を担当したミーシャ・ジー(ウズベキスタン)もSNSで反応。「教え子に対して涙を流したのはこれが初めて」と絶賛している。

フィギュアスケート男子・全日本選手権で175.88点を記録し、5位に入った友野一希【写真:Getty Images】
フィギュアスケート男子・全日本選手権で175.88点を記録し、5位に入った友野一希【写真:Getty Images】

全日本選手権は5位、4回転3本に成功

 フィギュアスケートの全日本選手権は26日、男子フリーが行われ、友野一希(セントラルスポーツ)は175.88点を記録。合計263.67点で5位に入った。プログラム「ラ・ラ・ランド」を熱演。4回転も3本決め、観客のスタンディングオベーションを浴びた。振付を担当したミーシャ・ジー(ウズベキスタン)もSNSで反応。「教え子に対して涙を流したのはこれが初めて」と絶賛している。

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 表彰台にこそ届かなかったものの、見る者を感動させる全力の演技だった。友野は冒頭、4回転―2回転の連続トウループに成功。4回転サルコーも着氷し、軽やかなステップも披露。「爆走」と表現されるコレオシークエンスでも観客を魅了した。キス・アンド・クライでは「ミーシャ、頑張ったよー!」と、笑顔で手を振っていた。

 この演技にミーシャ氏はインスタグラムで反応。友野がガッツポーズするシーン、1万7000人の観衆から万雷の拍手を受ける写真を公開し、文面では「4年間、4シーズン。その戦いの為に。山あり谷ありの長い旅路でした。だけどあなたが少年から青年になる姿をあなたのコーチ、振付師として見られたこと、私の喜びです」とつづった。

 さらに「戦いの後のあなたが拳を突き上げた姿には笑顔になれました。あなたのファイティングスピリットに幸せな気持ちになれました。個人的に何回か言ったけど、もう1度言うよ。『あなたを誇りに思います。カズキ』(コーチ、そして振付師として教え子に対して涙を流したのはこれが初めてです)」と感激した様子で続けた。別の投稿では「1万7000人の観衆がスタンディングオベーション。言葉はいりません」とも記していた。

(THE ANSWER編集部)

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