賞金女王・稲見萌寧が4冠達成「やり残したことはない」 東京五輪は銀「一生の思い出」【JLPGA年間表彰式】
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。稲見萌寧(都築電気)は「賞金ランク1位」など4冠に輝いた。
JLPGA年間表彰式
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。稲見萌寧(都築電気)は「賞金ランク1位」など4冠に輝いた。
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昨年はコロナ禍により多くの大会が中止となったため、今季は2020-21年統合シーズンとして行われた。年間表彰式の開催も2年ぶり。52試合の長丁場を戦い抜いた女子ゴルファーたちが煌びやかな装いで出席した。
稲見は今季9勝を挙げ、初の賞金女王(2億5519万2049円)に輝いた。東京五輪でも銀メダルを獲得。強さを見せつけた22歳は「平均ストローク1位(70.0514)」「JLPGA輝き賞」も獲得したほか、JLPGAチームとして出場した日立3ツアーズ選手権で優勝し、「特別賞」にも選ばれた。
4冠に輝いた22歳は「ルーキーの時に新人賞で出させていただいた。今回は2回目の出席。この式に出たいと思っていた。今までできなかった経験をたくさんさせていただいた」と喜びを表現。21年で最も印象に残った出来事について「オリンピックは一生に一度の思い出になった」と銀メダル獲得を振り返り、「やり残していることはないですね」と笑った。
青と白のワンピースでドレスアップ。髪をアップにまとめ、首元は煌びやかアクセサリーで着飾った。「何着か試着はしたけど、これが一番いつもの雰囲気とは違うというか、柄ものとかフリフリ系は着ないので新鮮な感じでいいかなと思ってこれにしました。ちょっと慣れない感じはありますね」と笑顔を見せた。
午後2時半過ぎに会見したが、この後も練習予定。「なるべく早く戻って6時くらいまでやりたい。体力もつけて飛距離も100ヤード以内とか磨いていきたい。来年は『今年よりも』っていうのは難しいので、まずは1勝を挙げられるように頑張っていきたい」。オフにゴルフ以外でやりたいことを問われると、「特にやりたいことはないけど、数時間は遊びに行きたい」とストイックな一面と見せた。
米ツアー参戦については「主戦は日本でずっとやっていきたい気持ちは変わらない。こういう状況でなければ海外メジャーだったり、機会があれば行ってみたいのはあります」と説明。目標にしてきた国内永久シードの獲得を目指す方針は変わらないという。
(THE ANSWER編集部)