北京五輪世界最終予選、ロコ・ソラーレが首位浮上

　カーリング女子日本代表（ロコ・ソラーレ）は現地時間15日（日本時間13日）、オランダで開催されている北京五輪世界最終予選の1次リーグで韓国とエストニアに勝利。通算6勝1敗で首位に立ち、予選残り1試合の状況で五輪出場に王手をかけた。世界カーリング連盟は歓喜のハグを交わす写真を公開。勝利を決めた藤澤五月の投球映像も紹介している。

　強さを見せるロコ・ソラーレが、リンク上で喜びを分かち合った。2018年平昌五輪で話題となった“メガネ先輩”ことキム・ウンジョン擁する韓国戦に8-4で勝利。メンバーが集まり、ハグを交わした。カメラに写る藤澤五月、鈴木夕湖は白い歯を見せ、吉田知那美、夕梨花の姉妹と抱き合い、なんとも嬉しそうな表情を浮かべている。

　実際の写真を世界カーリング連盟公式ツイッターが公開。また、エストニア戦で勝利を決めた藤澤の投球映像もアップし、「迷いなし。フジサワ・サツキは第7エンドで3点奪うドローショットを担当。そして、勝利へひた走る日本代表でスキップは失敗しない」と文面で紹介した。

　また代表理事を務める本橋麻里氏も自身のツイッターに絵文字付きで「勝ち星6つめ！　そして予選首位キープ」などと喜びのコメントをつづった。ロコ・ソラーレは16日のトルコ戦に勝利すれば首位が確定。北京五輪出場が確定する。