ワウリンカ撃破の錦織 英解説者はチャンコーチの支えも称賛「偉大な仕事」
「マイケルは偉大な仕事をしている」、次戦は世界1位マレーと激突
「マイケルは偉大な仕事をしているし、コーチの一人であるダンテ・ボッティーニも、そしてケイ自身もだ。素晴らしい環境にあると思う。マイケルは戦術的な見方も非常に優れている。常にロッカールームでは、iPadで対戦相手のプレーや、そのほかのことも全て分析している。精神的な部分だけでなく、戦術的な要素でも上手く進めているのだ」
ルーゼドスキー氏は記事の中でそう語っている。
今大会は年間獲得ポイント上位8選手が4人ずつ2組に分かれて総当たり戦を実施。上位2選手ずつが決勝トーナメントに進出できる。1次リーグでA組に入った錦織は世界ランク1位のアンディ・マレー(英国)、同3位のワウリンカ、同7位のマリン・チリッチ(クロアチア)と予選突破を争う。
次戦は16日、世界1位のマレーと対戦。今年の全米オープンでは準々決勝で第2シードだったマレーをフルセットの末に破った。今回も強敵相手に白星を挙げられるか。今季最終戦で錦織のさらなる飛躍が期待される。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images