ワウリンカ撃破の錦織 英解説者はチャンコーチの支えも称賛「偉大な仕事」
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が14日、ATPツアー・ファイナル1次リーグ初戦で同3位のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3のストレートで破った。これについて、コーチを務めるマイケル・チャン氏らのサポートを称える声が寄せられている。
全米王者ワウリンカにストレート勝ち、錦織が白星発進
世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が14日、ATPツアー・ファイナル1次リーグ初戦で同3位のスタン・ワウリンカ(スイス)を6-2、6-3のストレートで破った。これについて、コーチを務めるマイケル・チャン氏らのサポートを称える声が寄せられている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」電子版が伝えている。
3年連続でATPツアー・ファイナル出場を果たした錦織は世界トップ選手が集う今季最終戦の初戦で見事、白星発進。9月の全米オープン準決勝で敗れたワウリンカにリベンジを果たした。
今季の全米王者を破った一戦について、「スカイ・スポーツ」の解説を務めるグレグ・ルーゼドスキー氏は「ケイ・ニシコリは(今年の)全米オープンで(準決勝まで)勝ち上がった時に見せた試合を、今日、再び見せた。彼のゲームだったし、より一層のオールコートプレーヤーとなった。もし彼がスタン(・ワウリンカ)やマレー、ジョコビッチを倒すのなら、それは重要なことだ」と解説し、この日の錦織のパフォーマンスに高評価を与えている。
また、1997年全米オープン準優勝の実績を誇る同氏は錦織の躍進について、チャンコーチをはじめとする“チーム錦織”の存在を挙げている。