先輩が散らかしたゴミを素手で“掃除” 米大学バスケでの一幕が話題「最高の模範」
米大学男子バスケットボールの試合後、ある選手の行動に称賛が集まった。11日(日本時間12日)のヒューストン大―アラバマ大の一戦。敗れたヒューストン大のジャマル・シードが、蹴り飛ばされたゴミを拾って“掃除”。実際の映像を米メディアが公開すると、米ファンからは「映像が広まってほしい」「最高の模範」などと反響が集まっている。
4年生が散らかしたゴミを2年生が拾い上げる
米大学男子バスケットボールの試合後、ある選手の行動に称賛が集まった。11日(日本時間12日)のヒューストン大―アラバマ大の一戦。敗れたヒューストン大のジャマル・シードが、蹴り飛ばされたゴミを拾って“掃除”。実際の映像を米メディアが公開すると、米ファンからは「映像が広まってほしい」「最高の模範」などと反響が集まっている。
先輩たちが散らかしたゴミを片づけていた。ヒューストン大はアラバマ大に82-83と惜敗。失意の選手は荒れ、ある4年生がロッカールームに戻る前にゴミ箱を倒してしまった。これを見逃さなかったのが2年生のシード。散らかった大量のドリンク容器などを素手で拾い上げ、ゴミ箱に戻していたのである。
観客が撮影したと思われる実際の映像を米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターが公開。また米地元放送局「ABC13・ヒューストン」は「ヒューストン大学の2年生、ジャマル・シードが敗戦後にゴミを拾って称賛される」と見出しを打ってこの行動を報じた。
記事によると、シードが現れる前にアシスタントコーチがパイプ椅子を蹴り上げ、4年生の先輩選手がゴミ箱を蹴飛ばしていたという。映像を見た米ファンからは、ゴミを片付けたシードに対して「ジャマル・シードのような選手が世界ではもっと必要だ」「映像が広まってほしい」「すごい感動した」「最高の模範」「ジェントルマン」「素晴らしい」などと称賛が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)