「東京がこんなに美しいなんて…」 日曜朝に見た“日本人親子の優しさ”に海外称賛【東京五輪総集編】
2021年夏に東京五輪・パラリンピックが開催され、世界のアスリートが熱戦を繰り広げた。1年延期に無観客という未曾有の環境下、多くの海外選手やメディアが舞台裏をSNSで発信。日本文化の魅力を世界に伝えるなど、競技外も盛り上がった。そんな出来事を「東京五輪総集編」と題し、振り返る。今回は来日した海外レポーターが移動中に目撃した、ある日本人親子。ツイッターに投稿した1枚の写真が反響を呼んだ。
競技外も盛り上がった「東京五輪総集編」、海外レポーターが見た日本人親子が話題に
2021年夏に東京五輪・パラリンピックが開催され、世界のアスリートが熱戦を繰り広げた。1年延期に無観客という未曾有の環境下、多くの海外選手やメディアが舞台裏をSNSで発信。日本文化の魅力を世界に伝えるなど、競技外も盛り上がった。そんな出来事を「東京五輪総集編」と題し、振り返る。今回は来日した海外レポーターが移動中に目撃した、ある日本人親子。ツイッターに投稿した1枚の写真が反響を呼んだ。
コロナ禍の東京五輪を象徴するような1枚だ。2人の日本人がこちらに手を振っている。ラフな格好をした男性と可愛らしいシャツを着た少年。親子だろうか、掲げた手作りの応援ボードには五輪のマークに加え、「がんばれ!!」「Good Luck!!」とカラフルな文字が描かれている。こんな様子に出くわしたカナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏がツイッターに写真を投稿した。
文面に「今の五輪お気に入りシーンの一つ。父と息子がプール(会場の)そばで通り過ぎる全てのバスに手を振っている。これは魔法だ。まさしく魔法だ」と感激した様子をつづっていた。取材に向かうバスから見た光景なのか、海外フォロワーからもコメントが集まった。
返信欄には「そしてお揃いの靴だ。心が温まる」「敬意に値する」「東京は素晴らしい仕事をこなしている。東京がこんなに美しいなんて知らなかった」「みんなを応援しているのがとてもかわいい」「日本の観客から聞こえる“Gambare!”の叫び声が恋しい。(ベストを尽くして! 頑張って! という意味)」などの声が続々と上がっていた。
今大会は新型コロナウイルス感染拡大により原則、無観客で開催。選手、メディアも移動が制限され、日本文化やファンと触れ合う機会が少なかった。にもかからわず、できる形で声援を送ろうとする日本人の姿は海外ファンの胸を打つことになった。
(THE ANSWER編集部)