斎藤佑樹氏、Bリーグ群馬戦を観戦 小児がん支援活動の高校生に刺激「すごく勉強になった」
今季限りで現役を引退したプロ野球・元日本ハムの斎藤佑樹氏が11日、太田市運動公園市民体育館で行われたバスケットボール・Bリーグの群馬クレインサンダーズ対信州ブレイブウォリアーズを観戦した。試合前には小児がん支援のためのチャリティー活動「レモネードスタンド」のブースを訪問。企画を発案した高校生らを激励するとともに、自らもチャリティー活動に参加し、「これからの僕の人生においても、彼らを見てすごく勉強になりました」と刺激を受けたことを明かした。
地元・太田市での試合に来場、小児がん支援「レモネードスタンド」でチャリティー活動に参加
今季限りで現役を引退したプロ野球・元日本ハムの斎藤佑樹氏が11日、太田市運動公園市民体育館で行われたバスケットボール・Bリーグの群馬クレインサンダーズ対信州ブレイブウォリアーズを観戦した。試合前には小児がん支援のためのチャリティー活動「レモネードスタンド」のブースを訪問。企画を発案した高校生らを激励するとともに、自らもチャリティー活動に参加し、「これからの僕の人生においても、彼らを見てすごく勉強になりました」と刺激を受けたことを明かした。
群馬県太田市出身の斎藤氏は、市立生品中を卒業後に早稲田実業高へ進学。エースとして臨んだ高校3年時の夏の甲子園では、歴史に残る名勝負を演じ、母校を優勝へと導いた。早稲田大を経て2011年にドラフト1位で日本ハムに入団。プロでは怪我に悩まされるなか11年間プレーし、今季限りで現役を引退した。
前日の10日に、自身の公式インスタグラムで「株式会社斎藤佑樹」の設立を発表していた斎藤氏はこの日、地元太田市で行われたB1第10節・群馬対信州の一戦を観戦。試合前には、会場内に出店された小児がん支援のチャリティー活動「レモネードスタンド」を訪問した。これはレモネードを販売して得た収益を募金する活動で、太田市にあるぐんま国際アカデミー中高等部11年生(高等部2年)の松岡優さんが発案。クラブやポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社、株式会社オープンハウスの賛同を得て始まった。
この日も松岡さんら高校生がレモネードを販売。来場した斎藤氏が活動する高校生を激励すると、自らもブースに立ってチャリティー活動に参加した。
斎藤氏は「レモネードスタンド」の活動について、「こういう活動はより多くの方たちに知ってもらうべき」としたうえで、「僕の発信する力でどこまでお手伝いできるかは分からないが、少しでもお役に立てればと思う」と語った。そして松岡さんら高校生の姿を見て、「僕が高校生の頃にこういう活動に取り組んでいなかったので、彼らを見てすごく素晴らしいなと思いましたし、これからの僕の人生においても、彼らを見てすごく勉強になりました」と、刺激を受けたことを明かした。
「スポーツの力でこれだけ多くの方たちが盛り上がっている。元気になっている姿を自分の目で見てとても嬉しかった」と、自身初めてというBリーグの試合観戦も新鮮な体験になったと振り返った斎藤氏。会社を設立するなど、新たな一歩を踏み出したなかで、「僕にできないこともたくさんあるが、僕にしかできないこともきっとあるはず。その何かを早く見つけたい」と決意を新たにしていた。
(THE ANSWER編集部)