五輪1500m8位入賞の陸上・田中希実、快挙前の不調告白「常に心身ともに疲れていた」
日本陸上競技連盟は9日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2021」の受賞者を発表した。東京五輪女子1500メートル8位入賞の田中希実(豊田自動織機TC)は優秀選手賞を受賞。昨年度に続く栄誉を受け取った。
![優秀選手賞を受賞した田中希実【写真提供:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト】](https://the-ans.jp/wp-content/uploads/2021/12/09203131/20211209_tanaka_nozomi_tekyo.jpg)
陸連アワードの受賞者発表
日本陸上競技連盟は9日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2021」の受賞者を発表した。東京五輪女子1500メートル8位入賞の田中希実(豊田自動織機TC)は優秀選手賞を受賞。昨年度に続く栄誉を受け取った。
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今年は女子1500メートル日本記録を樹立し、日本勢初となる五輪出場。東京五輪は予選、準決勝と日本記録を2度更新し、8位入賞の快挙を果たした。この日の壇上では「このアワードは昨年度はオンラインでの開催でしたけど、この度は皆さんに見ていただいている中でこのようなありがたい賞をいただき、光栄に思います。緊張していますが、見ていただき、これからも頑張ろうという想いになりました」などとコメントした。
会見では、今シーズンを振り返り「前半は、大会が去年よりもあって毎週のように試合に出ていた。逆にそれがしんどくて、なかなか調子が上がっているという実感を得られなかった。あまり調子がいいと思って走れた年ではなかったです。楽しい気持ち、ワクワク感がなく、常に心身ともに疲れていた」と不調だったことを告白。「ただ、五輪の時だけは整っていた。逆に五輪の時にしっかり(疲れを)抜いて、本当に伸び伸び走っていいとなった時に楽しめた」と明かした。
(THE ANSWER編集部)
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