大谷翔平、本人も「Why?」の仕草 塁審に泣かされた“珍事”に米識者「言葉がない」【二刀流の衝撃2021】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と二刀流で席巻。ア・リーグMVPを受賞するなど、日米を熱狂させた。そんな歴史的シーズンを「二刀流の衝撃2021」と題し、グラウンド内外のさまざまな名場面を振り返る。今回は6月11日の敵地ダイヤモンドバックス戦。「2番・投手」で先発し、5回にボーク2つが絡んで2失点した。該当シーンの動画はネット上で拡散され、米識者からも「言葉がない」「特に2つ目」という声が上がっていた。
「大谷翔平の名場面総集編」6月、塁審に泣かされたシーンとは
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と二刀流で席巻。ア・リーグMVPを受賞するなど、日米を熱狂させた。そんな歴史的シーズンを「二刀流の衝撃2021」と題し、グラウンド内外のさまざまな名場面を振り返る。今回は6月11日の敵地ダイヤモンドバックス戦。「2番・投手」で先発し、5回にボーク2つが絡んで2失点した。該当シーンの動画はネット上で拡散され、米識者からも「言葉がない」「特に2つ目」という声が上がっていた。
大谷がまさかの形で失点した。3-0の5回2死一、二塁、打者・エスコバルを迎えた場面で二塁へ牽制。プレートを外したように見えたが、ボークと判定され、走者2人がそれぞれ進塁した。大谷は「Why?」と両手を広げ、驚いた表情。さらに2ストライクからは投球動作が制止していなかったとして再びボークに。暴投による振り逃げも重なって、この回無安打で2失点となった。
降板直後、4-2で迎えた6回に救援陣が追いつかれただけに、結果的に痛い判定となった。2つのボークシーンの動画がツイッター上で拡散。米スポーツベッティング「ウェイジャー・トーク」のアナリスト、デイブ・コキン氏は「オオタニの2つのボークについて誰か説明しなければならないだろう。2つ目は特に」と指摘した。米スポーツ専門局「ESPN」などに寄稿するポール・スポラー氏は「オオタニに対する2つ目のボークへの言葉がない」とした。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」も「ショウヘイ・オオタニはこのボーク判定に納得いかず」と紹介していた。この日、大谷は勝敗がつかなかったが、5回2失点8奪三振と力投し、打ってもタイムリーを含め二塁打2本など4打数2安打1打点。痛い判定があったが、チームは延長10回に勝ち越し、6-5で勝利を収めた。
(THE ANSWER編集部)