佐藤は11位、横峯＆安田は通算イーブンパー

　女子ゴルフの最終予選会（QT）は3日、静岡・葛城GC（6412ヤード、パー72）で最終ラウンド（R）が行われた。2000年度生まれの“プラチナ世代”安田祐香（NEC）、国内ツアー23勝の横峯さくら（エプソン）はともに69で回り、通算イーブンパー。それぞれ20位、21位になり、第1回リランキング（今年は6月、来年は未定）までの出場資格をほぼ手中に収めた。1位は9アンダーの下川めぐみ（環境ステーション）。

　最終順位によって第1回リランキングまでの出場資格が決定。上位40人前後は安定したツアー出場が見込まれる。

　横峯は今季まで米ツアーを主戦場にしてきたが、今年2月に第1子を出産したことで、シード権のない国内ツアー復帰を目指していた。10月のスタンレーレディスで渋野日向子らとプレーオフを戦った18歳の佐藤心結（みゆ・明秀学園日立高3年）は3アンダーとし、11位でこちらも出場権を確実としている。

　セキ・ユウティンは3オーバーの42位。ツアー13勝の成田美寿々は6オーバーの54位。原江里菜は9オーバーの73位だった。ツアー1勝の金田久美子は12オーバーで87位だった。

【最終QTトップ10】

1位 下川めぐみ -9
2位 石川明日香 -8
3位 川岸史果 -6
4位 大出瑞月 -6
5位 永嶋花音 -5
6位 黄アルム -5
7位 福山恵梨 -4
8位 福田真未 -4
9位 木下彩 -4
10位 石井理緒 -3