23歳セキ、46位→4位に急浮上 強風跳ねのけ「69」に笑顔「風が吹いたらチャンスと…」
女子ゴルフの最終予選会(QT)が1日、静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われた。上位40人前後が来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得られる4日間の熱戦。首位と6打差の46位で出たセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)が7バーディー、4ボギーの69で回り、通算3アンダーで4位に急浮上した。会見では「ミスしても自分でコントロールできるものをやりました」と振り返った。首位は5アンダーの下川めぐみと西木裕紀子。
女子ゴルフ最終予選会、第2ラウンド
女子ゴルフの最終予選会(QT)が1日、静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われた。上位40人前後が来季レギュラーツアー前半戦の出場権を得られる4日間の熱戦。首位と6打差の46位で出たセキ・ユウティン(ミツウロコグループホールディングス)が7バーディー、4ボギーの69で回り、通算3アンダーで4位に急浮上した。会見では「ミスしても自分でコントロールできるものをやりました」と振り返った。首位は5アンダーの下川めぐみと西木裕紀子。
強風で多くの選手が苦戦する中、スコアを伸ばした。インスタートだったこの日、12番パー3で約20メートルを超えるバーディーパットを決めて勢いに乗った。前半1つ、後半2つのチップインバーディーを決めるなど7バーディー。ボギーも4つ打ったが、69はこの日のベストスコア。96人中、アンダーで回ったのは10人だけで、一気に順位を上げた。
会見でセキは「風が強いのでそんなに簡単じゃなかった。ちゃんとマネジメントをして打ちました」「ミスしても『大丈夫よ、落ち着いて、平常心で』と、自分でコントロールできるものをやりました」と振り返った。
プレー前から、強風が吹く予報だった。「風の好き嫌いはない」と語ったが、第1ラウンドを終えて46位だったため「今日は風が吹いたらチャンスと思っていた」と、狙い通りの急浮上を果たした。
日本生まれで中国育ちの23歳。今季はレギュラーツアー44試合に出場した。「中国に帰るには、隔離が2週間から1か月ある。QT合格したら、日本で新しいシーズンへ準備します」と語った。
(THE ANSWER編集部)