小祝さくら、賞金2億円到達でもご褒美はささやか3000円「ストレッチマット買いました」
女子ゴルフの国内ツアーで、賞金ランキング3位となった小祝さくら(ニトリ)。最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC)から一夜明けた29日、賞金2億円到達を喜んだ。この日は早朝から、宮崎市内で行われたTBS系テレビゴルフマッチ「京セラ フェニックスチャレンジ」(12月26日午後4時放送)の収録に参加。プレー後、長かった今季の「一番思い出に残るプレー」は最終戦のラストパットだと明かした。
最終戦から一夜明け、宮崎市内でテレビゴルフマッチの収録に参加
女子ゴルフの国内ツアーで、賞金ランキング3位となった小祝さくら(ニトリ)。最終戦のJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC)から一夜明けた29日、賞金2億円到達を喜んだ。この日は早朝から、宮崎市内で行われたTBS系テレビゴルフマッチ「京セラ フェニックスチャレンジ」(12月26日午後4時放送)の収録に参加。プレー後、長かった今季の「一番思い出に残るプレー」は最終戦のラストパットだと明かした。
稲見萌寧、原英莉花、勝みなみ、青木瀬令奈、笠りつ子と楽しみながらプレーしたこの日。収録後、小祝は首位と4打差で単独2位となった最終戦、最終日の18番パー4で放ったラストパットについてこう語った。
「2~3メートルぐらいのパーパットでしたが、よく入ったと思います。単独2位と2位タイでは大きく違いましたし、入っていなかったら、2億円に届いていないと思います」
事実、単独2位の賞金は1800万円で、小祝の今季獲得賞金額は2億42万3583円だった。仮にボギーにしていれば、古江彩佳、申ジエと並んで2位タイとなり、賞金1280万円。差額は520万円で2億円の壁は突破できていなかった。
「本当に入って良かったです。(シーズンの最後に)17番に続いてボギー、ボギーで上がることになると、気分も違いますから」
連続試合出場は129まで伸ばした。「自分で体がきついと感じたことはないです」とタフネスぶりも明かしたが、来季は周囲の勧めも受けて、「調子が悪くなった時に試合を休んで練習することも考えたいです」。記録へのこだわりを問われると、「全くないです」と言い切った。
最終戦の第2R後は、「まだこのまま試合をしていたいです」と話していたが、シーズンを終えた充実感はあるようで、いつも以上に柔らかい表情も見せた。そして、2億円を稼いだ自分へのご褒美を問われると、「昨日、ストレッチマットを買いました。3000円です」。自然とオチまでつける23歳。来季も大いに期待できそうだ。
(THE ANSWER編集部)