大坂、負けたらパンのせいだった? 「奇妙で素晴らしきナオミの世界」に米笑撃
会見で繰り広げられた摩訶不思議な回答「もし、負けたらトーストのせいなんだと…」
「私は本当に何が起きているのか、実感がないの。明日、もう1試合戦うんだという気持ち。勝利の余韻に浸ることができていない。でも、そうね。そうするように努力しているの。うわ、ハッピーだ、という感じで」。優勝トロフィーを指差しながらこう語った後、摩訶不思議なナオミ節が飛び出したという。
「そうね、少し迷信深いのかもしれないけれど、本当に奇妙だったわ。実は今日……OK。朝、起きると同じ朝食を食べるの。いつもね。でも、今日は小麦のトーストじゃなくて、サワードウのトーストが出てきたの。私はちょっとびっくりしちゃって。それでも食べたけど、考えていたの。もし、この試合で負けたらサワードウのトーストのせいなんだと。本当にびっくりしたんだから」
ルーティンとしている小麦のトーストではなく、独特の酸味と強い風味を持つサワー種のパンだったことに平常心を失いかけ、負けた場合はトーストに責任転嫁しようと思っていたと笑顔でおどけたという。
記事でも「この日の彼女の最大の強敵はカサトキナではなかったかもしれない。むしろ、サワードウのトーストだ。オオサカの奇妙で素晴らしき世界に心を奪われる中、人々はその事実を知ることになった」とユーモラスに報じている。
20歳の技巧派カサキトナに70分でストレート勝ちを収めた裏で、心の奥に引っかかっていたトーストが難敵だったという。圧巻のパワーと摩訶不思議なトークで独特のオーラを放つ大坂。米メディアもすっかりニューヒロインNAOMIの虜になっているようだ。
(THE ANSWER編集部)