1回戦でいきなりセリーナと対戦…WTA特集「優勝に酔いしれる時間ほとんどない」

　女子テニスのマイアミ・オープンは18日（日本時間19日）、組み合わせを発表。21日（同22日）の1回戦でBNPパリバ・オープンで自身初タイトルを獲得した世界ランク44位・大坂なおみ（日清食品）はグランドスラム優勝23度を誇る、憧れの女王セリーナ・ウィリアムズ（米国）といきなり激突することが決まった。WTA公式サイトは「マイアミの初戦で大ヒット対決」「驚天動地の1回戦」と報じるほど、大注目の一戦となった。

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　“準4大大会”で日本人初優勝という快挙を成し遂げた大坂に、息つく暇はない。パリバ・オープンと同格の「プレミア・マンダトリー」の大舞台となるマイアミ・オープン。連勝のかかる20歳は、女子テニス界最強の女王といきなり激突することになった。

　WTA公式サイトは「マイアミ開幕で大ヒット対決、セリーナがオオサカとドロー」と特集。ファン垂涎のビッグマッチについてレポートしている。

「マイアミ・オープン優勝8度のセリーナ・ウィリアムズとBNPパリバ・オープンの勝者ナオミ・オオサカはマイアミでの驚天動地の1回戦で対峙することが決まった」

「ナオミ・オオサカにはキャリア初のWTA優勝の歓喜に酔いしれる時間はほとんどなかった。日本のライジングスターは来週のマイアミ・オープン1回戦で優勝8度のチャンピオン、セリーナ・ウィリアムズと対戦することになった」

　記事ではこのように記し、一躍、世界の注目の的となった新世代のヒロイン候補に注目している。セリーナは大坂の幼少時からの憧れ。パワフルなプレースタイルなどの共通点から、海外のテニスファンから「ベイビー・セリーナ」と言われたこともある。

　栄冠の直後にアイドルと対決することが決まった大坂。マイアミでも「NAOMI旋風」を巻き起こすことができるだろうか。次なる戦いは、すぐにやって来る。