「技」と「力」の異なる個性のぶつかり合い「エキサイティングな試合になる」

　このように語ったベイジン氏。ひと言で言うなれば「技」のカサトキナと「力」の大坂。将来のテニス界を担う、異なる個性と個性がぶつかり合う。「だから、エキサイティングな試合になるだろうね」ともベイジン氏は語ったという。

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　大会前にはWTAの企画で大坂がカサトキナに股抜きショットを教えてもらうという珍競演が話題を呼んだ2人。米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によれば、大坂は“師匠”との対決について「本当に面白くなってきたわ。彼女は自分とは完全に違うテニスをする。お互いにとってこんな大会の決勝は初めて。面白くなると思うの」と待ち望んでいたという。

　今大会、セットの合間に熱心にベイジンコーチからアドバイスを送られていた。運命の試合開始は日本時間午前3時の予定。日本女子テニス界の歴史が変わる瞬間は訪れるのか――。大坂には大きな期待がかけられている。