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大坂なおみ、同い年カサトキナは“急進化”を警戒「彼女はとてつもなく成長している」

女子テニスシングルス世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)がテニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)で同19位のダリア・カサトキナ(ロシア)と20歳同士の決勝を戦う。若きヒロイン候補同士の頂上決戦に、米メディアは「女子テニス界のニューウェーブ」と大注目。カサトキナは「彼女はとてつもなく成長している」と警戒している。

大坂なおみ【写真:Getty Images】
大坂なおみ【写真:Getty Images】

“20歳頂上決戦”に米メディア大注目「女子テニス界のニューウェーブ」

 女子テニスシングルス世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)がテニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)で同19位のダリア・カサトキナ(ロシア)と20歳同士の決勝を戦う。若きヒロイン候補同士の頂上決戦に、米メディアは「女子テニス界のニューウェーブ」と大注目。カサトキナは「彼女はとてつもなく成長している」と警戒している。

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 アメリカに“ナオミ旋風”が巻き起こっている。大坂は準決勝で世界ランク1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)に6-3、6-0でストレート勝ちを収め、日本人初のプレミア・マンダトリー決勝進出を達成。ノーシードながら初戦で元世界1位マリア・シャラポワ(ロシア)を撃破すると、ジャイアントキリングを繰り返した。

 一方、第20シードのカサトキナも準決勝でビーナス・ウィリアムズ(米国)とフルセットの死闘の末に逆転勝利。決勝に駒を進めている。そして、大舞台で実現した20歳対決。「ダリア・カサトキナとナオミ・オオサカはニューウェーブを代表する」と特集したのは、米地元紙「ニューヨーク・タイムズ」だった。

 決勝に進んだ大坂は、今や女子テニス新世代の旗手だという。ハレプ戦後の記者会見で「誰もいなくなってしまったから、少し寂しい気持ちもあるの」と語った大坂について、記事では「皮肉の利いたユーモアを持つ新星」と人気を集めている“天然”なキャラクターを紹介している。

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