大坂なおみの弱点!? 20歳の“股抜きの絆”に米脚光 カサトキナ「彼女はひどかった」
“師匠”カサトキナは当時を振り返って笑顔「彼女の股抜きはひどかった」
ネット際に前進した後にロブで後方に返され、背走しながらネットを背にした状態で、股の間からショットを決める股抜きショットが「トゥウィナー」。動画では、大坂はボールに追いつきながら、痛恨の空振り。なんとも不器用さが伝わって来る。直立不動で聞く大坂に対し、カサトキナはボールが落下するタイミングを図るように懇切丁寧にアドバイスした。
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大坂が不格好ながらも股抜きショットに成功した際には「オーイェー!」とカサトキナも喜びの声を上げ、最終的には2人で同時にトゥウィナーに成功し、ハイタッチ。満面の笑顔でサムアップし、何とも微笑ましい動画は締めくくられていた。ロサンゼルス・タイムズ紙によると、カサトキナは決勝進出後の記者会見で大坂との特訓を振り返ったという。
「彼女(の股抜きショットは)はひどかった」と思わず笑いをこぼし、「そうね、分からないんだけど、彼女はできなかったの。ボールは打てるんだけど……。もし、練習を続けてたら、上手くなっていると思うわ。レッスンの最後には成功していた。技術的にはまあまあだったけど、少なくともボールは入っていたから」と話していたという。
一方、大坂は「私はふざけ半分でも(股抜きショットを)できなかったの。なぜなら、ポイントをどうしても欲しかったから」とこれまで真剣に取り組んでこなかった事情を説明し、“師匠”との対決については「本当に面白くなってきたわ。彼女は自分とは完全に違うテニスをする。お互いにとってこんな大会の決勝は初めて。面白くなると思うの」と意気込んだという。
女子テニス新世代の夜明けとなりそうな20歳対決。大坂の華麗な股抜きショットは炸裂するのか――。運命の決戦は18日(日本時間19日)に行われる。
(THE ANSWER編集部)