古江彩佳、衝撃の64で第1R単独首位 逆転女王へ記録的発進、稲見萌寧10打差25位出遅れ
女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。逆転賞金女王を狙う賞金ランク2位・古江彩佳(富士通)が9バーディー、1ボギーの64で回り、8アンダーで単独首位。2位に3打差をつけ、衝撃のスタートダッシュを決めた。同組だった賞金ランク1位・稲見萌寧(都築電気)は1バーディー、3ボギーの74となり、25位タイと出遅れた。
JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ第1R
女子ゴルフの今季最終戦、国内メジャー・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎CC、6543ヤード、パー72)が25日、開幕した。逆転賞金女王を狙う賞金ランク2位・古江彩佳(富士通)が9バーディー、1ボギーの64で回り、8アンダーで単独首位。2位に3打差をつけ、衝撃のスタートダッシュを決めた。同組だった賞金ランク1位・稲見萌寧(都築電気)は1バーディー、3ボギーの74となり、25位タイと出遅れた。
逆転賞金女王へ、古江が衝撃のバーディーラッシュを演じた。1番パー4、左ラフからピンそば30センチにつけ、初バーディーを奪うと、ショット、パットともに冴え、3、4、6、7番のパー4、8番のパー3でバーディー。9番パー5ではフェアウェー左からの第3打をピン手前4メートルにつけ、前半だけで7つスコアを伸ばした。
後半も10、13番のパー4でバーディー。15番パー4でこの日初めてボギーを叩いたものの、圧巻のプレーを披露。2003年以降、宮崎CC開催の同大会最少スコアは2016年の第3ラウンドに葭葉ルミが記録した「64」に並び、コースレコードタイ。前半だけで2つスコアを落とし、2オーバーで出遅れた稲見は10打差をつけられ、明暗が分かれる結果となった。
最終戦までもつれ込んでいた賞金女王争い。1位の稲見は2億5351万2049円、2位の古江は2億3654万3575円。1696万8474円差で迎えていた。今大会の優勝賞金は3000万円。古江が逆転するには単独2位以上が最低条件だったが、絶好のスタートに。優勝した場合、稲見が単独3位に入っても賞金女王に。単独2位の場合、稲見が単独14位以下なら逆転できる。
大会前は「あまり賞金のことは考えてないので、この試合に集中できたら良いなと思います」と語っていた古江。「本当にこの試合を頑張れば、いい結果が付いてきてくれたらのご褒美だと思ってやりたいです」との言葉通り、自然体のプレーで絶好のスタートを切った。
(THE ANSWER編集部)