柏原明日架、今季終了報告「ここだけの話ですが…」 最終戦2位の裏にあった感情とは
女子ゴルフの大王製紙エリエールレディスオープンで2位に入った柏原明日架(富士通)がインスタグラムを更新。逆転でシード権を獲得したシーズンが終了したことを報告し、416文字にわたる長文メッセージを掲載した。
最終日に優勝争い「負けちゃったのに幸せな気持ち」
女子ゴルフの大王製紙エリエールレディスオープンで2位に入った柏原明日架(富士通)がインスタグラムを更新。逆転でシード権を獲得したシーズンが終了したことを報告し、416文字にわたる長文メッセージを掲載した。
柏原はグリーン上でパターを持ち、帽子のツバに手を添えるプレー写真を掲載。その上で「先週のエリエールレディスオープンで2020-2021シーズンが終了しました」と報告した。
「コロナの影響によりたくさんの人が苦労し私たちプロゴルファーも大会の無観客開催など色んな事が通常通りとはいかないシーズンでした。私自身も取り組んでいる事がなかなか結果に結び付かず、今までとは違った壁を感じていた時間も少なくはなかったです。難しく考えちゃいけないとわかっていながらも最後の最後までできず、、、たくさんの方々にご心配をおかけしたと思います」
このように苦しんだシーズンを振り返った柏原。しかし、エリエールレディスオープンはサンデーバックナインまで優勝を争った。「そんな中の優勝争い色んな思いをもって戦った1週間たくさんの人達に支えられ、応援されてこんなにも私は周りの人に支えられてるんだと実感し、負けちゃったのに幸せな気持ちなりました」と記した。
一方で「すぐに『うわー、やっぱ悔しいっ!』ってなったのはここだけの話ですが」と悔しさも隠さなかった柏原。「最後の最後に少しだけ自分の取り組んできた事が結果に繋がった気がしてこれからの地獄のオフ練習にも前向きに取り組めそうです」とし、最後は「長い1シーズン本当にありがとうございましたと感謝で締めくくった。
エリエールレディスオープンの躍進により、滑り込みで来季シード権を確保した柏原。オフに鍛え直し、2019年10月のNOBUTAグループ・マスターズGCレディースから遠ざかっている優勝を目指す。
(THE ANSWER編集部)