賞金女王争いは最終戦決着 1位稲見「初日から意識はしない」2位古江「やるしかない」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。賞金ランキング1位の稲見萌寧(都築電気)、同2位の古江彩佳(富士通)はともに通算8アンダーの19位で終え、その差は約1697万円のまま変わらず。賞金女王争いの決着は、次週の今季最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎)まで持ち越しとなった。
大王製紙エリエールレディス
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスは21日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で最終ラウンド(R)が行われた。賞金ランキング1位の稲見萌寧(都築電気)、同2位の古江彩佳(富士通)はともに通算8アンダーの19位で終え、その差は約1697万円のまま変わらず。賞金女王争いの決着は、次週の今季最終戦・JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎)まで持ち越しとなった。
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第3Rを終えた段階では稲見25位、古江12位と、古江が2打リードしていた。腰痛を抱えながらもプレーしている稲見は、出だし1、2番で連続バーディーを奪取するなど4バーディー、1ボギー。3つスコアを伸ばした。一方の古江は後半3バーディーを奪うも、前半に2ボギーを叩いたため1アンダー。獲得賞金額の差はそのままで、最終戦を迎えることとなった。
痛み止めを飲みながら4日間を戦い抜いた稲見は、会見で「一番は予選通過できてよかった。ロングパットやパッティングが例年に比べ良くなっていたので、助けられたかなと」と振り返った。愛媛から直接宮崎入りする予定。賞金女王争いについては「最終戦の最終日にそんな(意識する)感じだと思います。初日から意識はあまりしないかな」と話した。
今大会で稲見が優勝し、古江の獲得賞金が単独6位の400万円以下なら、稲見の優勝が決まっていた。最終戦で逆転を狙うことになる古江は「あと1戦、やるしかないので熱い気持ちで臨めたらいい。賞金女王を狙うというよりは、来週の大会(の優勝)を狙いたいという感じ」と意気込んだ。
(THE ANSWER編集部)