貫録のフェデラー、“王者の18秒ラリー”にATPも興奮 「エンタメをありがとう」
男子テニスのBNPパリバ・オープンは14日(日本時間15日)、シングルス4回戦で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランク100位のジェレミー・シャルディ(フランス)に7-5、6-4のストレート勝ち。準々決勝進出を決めた。王者が見せた前後左右への自由自在のショットと、それに食らいつく31歳の粘りが称賛を呼んでいる。ATP中継サイト「テニスTV」が動画で紹介している。
フェデラーがシャルディに貫録勝ち、第2セットの激しいラリーが話題に
男子テニスのBNPパリバ・オープンは14日(日本時間15日)、シングルス4回戦で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランク100位のジェレミー・シャルディ(フランス)に7-5、6-4のストレート勝ち。準々決勝進出を決めた。王者が見せた前後左右への自由自在のショットと、それに食らいつく31歳の粘りが称賛を呼んでいる。ATP中継サイト「テニスTV」が動画で紹介している。
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第2セットのフェデラーのサービスゲームだ。強烈なサーブで押し込むと、その後も厳しいショットで左右に激しく揺さぶった。それでもシャルディは食らいつくが、今度は狙いすましたかのようにネット際にドロップショットを放つ。
だが、シャルディはこれも返した。するとフェデラーはこれを頭越しのロブでリターン。シャルディも粘る。懸命に追いかけ、股抜きショットで再び返したが、最後は王者がネット際に落としこのゲームをものにした。
見どころたっぷりの18秒間の攻防。フェデラーの前後左右への揺さぶりの技術と共に、シャルディの必死の粘りにも大歓声。思わず苦笑いのシャルディに対して、フェデラーはニヤリ。観衆はスタンディングオベーションで称えた。