渋野日向子は2アンダー発進 ベタピンに大ギャラリー拍手「あそこで切り替えられた」
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスが18日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で開幕した。2019年大会で優勝している渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギーの69で回り、2アンダーで初日を終えた。会見では笑顔を見せ「最後は持ち直してやりきれた」と話した。
大王製紙エリエールレディスが開幕
女子ゴルフの国内ツアー・大王製紙エリエールレディスが18日、愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)で開幕した。2019年大会で優勝している渋野日向子(サントリー)は4バーディー、2ボギーの69で回り、2アンダーで初日を終えた。会見では笑顔を見せ「最後は持ち直してやりきれた」と話した。
多くのギャラリーを引き連れて古江、勝とラウンドした渋野。インスタートの序盤は我慢のゴルフが続いたが、16番パー3の第1打でベタピンショットを見せると、グリーン周りのファンからは大きな拍手が送られた。バーディーで勢いに乗り、17番パー5では2オンに成功。イーグルパットは外したものの連続バーディーを奪い、前半を1アンダーで折り返した。
後半も1つ伸ばし、会見では「16番のティーショット。あそこで切り替えることができたし、いい感じで振れたので、良い印象を持って次のホールに臨めた」と明るい表情を見せた。
12番から3ホール連続でショットが右に出るミスを犯したことを反省。ただ、体が温まった後半によく振れるようになった。「途中までは気持ち的にも落ちてたところはあったんですけど、最後はしっかり持ち直してやりきれた」と初日に及第点を与えた。
12月に米女子ツアー最終予選会に参加するため、今季の国内ツアーはこれがラストマッチ。今回のコースでは2019年に優勝、昨年も5位と好成績が続いている。それでも「良いイメージはありますけど、去年とか一昨年とはゴルフの内容も違いますし、やっていることも考えていることも新しいことをしているので」と気の緩みはなかった。
(THE ANSWER編集部)