エース・大谷翔平はシンダーガード獲得でも揺るがず 米メディア「大谷に次ぐ2番手」
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは、メッツからFAとなっていたノア・シンダーガード投手と1年契約で合意したと発表した。最速163キロの豪腕は、今季投壊状態だった球団待望の補強となるが、米メディアは「オオタニに次ぐ完璧な2番手」と分析。エース大谷の座は揺るがないと見ている。
メッツで通算47勝も、怪我により最近2年間は0勝
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは、メッツからFAとなっていたノア・シンダーガード投手と1年契約で合意したと発表した。最速163キロの豪腕は、今季投壊状態だった球団待望の補強となるが、米メディアは「オオタニに次ぐ完璧な2番手」と分析。エース大谷の座は揺るがないと見ている。
エンゼルスが大型補強第1弾に成功した。29歳のシンダーガードは198センチの長身右腕。最速101マイル(約163キロ)の速球を武器に、2015年にメジャーデビュー後、16年に14勝を挙げブレーク。18年に13勝、19年に10勝を記録するなどメッツのエースとして活躍した。トミー・ジョン手術の影響で20年は全休し、今季登板は2試合に終わったが、エンゼルスは豪腕復活を期待しての補強となる。
米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」もシンダーガードの契約合意を報道。シンダーガードが最後に1シーズン稼働した2019年シーズンの防御率4.28はキャリアで最も悪い数字だったが、セイバーメトリクスの指標「WAR」では4.3という高い数値を叩き出していたことを紹介した。
「もしも、シンダーガードが来季このレベルの投球をするなら、彼はロサンゼルスにとって、オオタニに次ぐ、完璧に計算できる先発2番手となるだろう」と記事では言及。シンダーガード加入後も、エース大谷の座は揺るがないとしている。
「エンゼルスはプレーオフ進出のためにあらゆることをなすべき。オオタニとマイク・トラウトは数世代に一度の才能で、球団はポストシーズンの脅威となるべく、彼らの周りを十分に固めることができていない」と厳しい言葉も。「トラウタニ」コンビのプレーオフ進出に補強の重要性を訴えていた。
(THE ANSWER編集部)