菊池雄星、米サイトは年俸9億円予想 FA格付け50位「オプション行使確実と思ったが…」
米大リーグ・マリナーズの菊池雄星投手は1年1300万ドル(約14億8000万円)の来季契約オプションを行使せず、FAになった。米データ会社では今オフのFAトップ50を格付けし、菊池は50位で登場。新たな契約については単年800万ドル(約9億円)と予想している。
マリナーズからFAに…契約オプション行使せず
米大リーグ・マリナーズの菊池雄星投手は1年1300万ドル(約14億8000万円)の来季契約オプションを行使せず、FAになった。米データ会社では今オフのFAトップ50を格付けし、菊池は50位で登場。新たな契約については単年800万ドル(約9億円)と予想している。
米データサイト「ファングラフス」は、同サイトのベン・クレメンス記者の主観をメインにした「2022年トップ50フリーエージェント」という企画を実施。今オフにFAとなる選手を格付けしたもので、1位はアストロズのカルロス・コレア内野手だった。平均予想では8.27年契約で、年俸2940万ドル(約33億5000万円)、総額2億4350万ドル(約278億円)と算出している。
一方、マリナーズとの契約オプションを行使しなかった菊池は50番目に登場。寸評では「我々は先週までキクチをこのリストに入れていなかった。マリナーズが4年契約のオプションを断った後、彼は2022年の選手オプションを行使することは確実と思われていた」と説明している。
菊池について、同記者は「彼はオプトアウトしたが、彼が断った以上のオファーを手にできるとは思えない。少なくともアメリカでは」と予想。「彼は2020年から球速を増したが、結果には表れなかった」とも指摘し、菊池の今季の奪三振(163)と四球(62)の数やハードヒット率に言及していた。
菊池は今季29試合で登板し、7勝9敗、防御率4.41。前半は好調で初めて球宴にも選出されたが、終盤戦は先発ローテーションから外れていた。寸評ではMLBのほか、日本球界復帰も選択肢と予想。クレメンス記者は来季年俸を単年800万ドルと算出していた。
(THE ANSWER編集部)