勝利確信の8歳少年ファンに悲劇 撮られていた“悲しい背中”に米同情「心が痛むよ」
8日(日本時間9日)に行われた米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズ対ティンバーウルブズは延長に突入する接戦になった。この試合で注目を浴びたのはグリズリーズファンの少年。勝利を確信したが、相手選手に同点ブザービートを決められてがっくり。その様子を米メディアが公開すると「心が痛む」「これがスポーツなんだよ」などと同情の声が集まった。
グリズリーズ対ティンバーウルブズでの一コマ
8日(日本時間9日)に行われた米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズ対ティンバーウルブズは延長に突入する接戦になった。この試合で注目を浴びたのはグリズリーズファンの少年。勝利を確信したが、相手選手に同点ブザービートを決められてがっくり。その様子を米メディアが公開すると「心が痛む」「これがスポーツなんだよ」などと同情の声が集まった。
哀愁漂う背中だった。ホーム・グリズリーズのユニホームを身に纏い応援する少年ファン。3点リードで迎えた第4クオーター(Q)最終盤。ブザーが鳴り、少年は勝利を確信。両手を突き上げた。しかし、ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズがコート中央のロゴ近くから3ポイントを決めたのだ。同点に追いつかれ、突き上げた両手をそのまま顔へ。背中から“オーマイガー”が聞こえてくるようだった。
この少年ファンの姿を公開したのは米メディア「オーバータイム」の公式ツイッター。「少年は試合が終わったと思ったのに」と文面に綴ると「心が痛む」「私もだよ」「これがスポーツなんだよ」「彼はこの先の人生KAT(タウンズの愛称)を嫌うことになるね」などと反響が集まった。
しかし、延長戦の末にグリズリーズが125-118で勝利。動画の投稿主の文面によると、この日が8歳の誕生日だったという。後味の悪いバースデーにならずに胸をなでおろすことができたはずだ。
(THE ANSWER編集部)