米マラソンで倒れた男性 順位二の次の“助け合いシーン”に感動の声「プライスレス」
7日に行われたニューヨークシティ(NYC)マラソンで、「心温まる瞬間」が話題となっている。倒れそうなランナーを他の競技者が支えながら前進。ゴール直前の沿道から撮られた映像を米メディアが公開すると「プライスレス」「真の勝者」などと感動の声が寄せられている。
ゴール寸前で収められたランナーたちの「心温まる瞬間」映像とは
7日に行われたニューヨークシティ(NYC)マラソンで、「心温まる瞬間」が話題となっている。倒れそうなランナーを他の競技者が支えながら前進。ゴール直前の沿道から撮られた映像を米メディアが公開すると「プライスレス」「真の勝者」などと感動の声が寄せられている。
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自分の順位は二の次で、完走を手助けした。足元のおぼつかない男性ランナーが、左右を支えられながらなんとか歩いている。支えている側もゼッケンをつけた競技者のようだ。今にも倒れそうな男性だが、腕を抱えてもらいながらも何とか前進。沿道からは大声援が送られている。
実際の映像を米放送局「ABCニュース」公式ツイッターが公開。文面に「NYCマラソンのゴール付近で生まれたパワフルな瞬間。参加者が仲間のランナーが完走するのを手伝った」とつづると、現地フォロワーからは「世界に思いやりがまだあると知れてよかった」「このレースの真の勝者だ」「2人が勝者」「プライスレス」「誇りに思うよ」とコメントが寄せられている。
米カリフォルニア州地元局「KABC-TV」によると、男性ランナー、ジャメル・メルビンさんはゴールの約200メートル手前で倒れたそうだ。メルビンさんは「一人のランナーが自分を追い越すと、振り向いて自分を助けようと決断したんだよ」と同局に明かしたようで、「NYCマラソンのゴール付近で心温まる瞬間」と脚光を浴びせていた。
(THE ANSWER編集部)