MLB公式サイト記者「イチロー以来、デビュー年から9年連続でGG賞受賞」

　米大リーグのゴールドグラブ賞の受賞者が7日（日本時間8日）に発表され、ナ・リーグの三塁手部門はノーラン・アレナド内野手（カージナルス）が受賞した。これによりメジャー1年目から9年連続9度目の受賞となり、イチロー氏が持つ1年目からの10年連続受賞（2001～2010年）のメジャー記録に“王手”をかけた。

　類まれな強肩を武器にどんなゴロもアウトにしてきたアレナド。ロッキーズでメジャーデビューした2013年以来、9年連続の受賞となった。MLBのスタッツを専門に扱う「MLBスタッツ」公式ツイッターは「ノーランはこのようにエリート級のディフェンダーだ」と記し、投稿した画像で「デビューから9年以上連続でGG賞を獲得した選手」として「ノーラン・アレナド、9年連続　イチロー・スズキ、10年連続」と比較している。

　また、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者もツイッターで「ノーラン・アレナドはイチロー・スズキ（10年連続）以来、デビュー年から9年連続でGG賞を受賞した史上2番目の選手となった」としており、イチローに続く快挙を紹介。来年31歳と年齢的にはまだ中堅のアレナド、来シーズンも鉄壁の守備で日本人レジェンドに並ぶか、注目を集めそうだ。