黄金世代・高木優奈が最終プロテスト受験決断 賞金ランク56位、“職場維持”懸け出場へ
女子ゴルフ今季賞金ランキング56位、メルセデスランキング55位の高木優奈(グランフィールズCC)が、明日2日から開催される日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテスト(2~5日、京都・城陽CC)受験を決断したことが1日、JLPGA関係者の話で分かった。
明日2日から行われる最終プロテストに出場へ
女子ゴルフ今季賞金ランキング56位、メルセデスランキング55位の高木優奈(グランフィールズCC)が、明日2日から開催される日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテスト(2~5日、京都・城陽CC)受験を決断したことが1日、JLPGA関係者の話で分かった。
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高木は、前日まで「樋口久子・三菱電機レディス」に出場。ラウンド後、「加算された賞金とランキングを見て判断したいです」と話し、TOTOジャパンクラシック(4~6日、滋賀・瀬田GC北C)への出場に含みを持たせていたが、同テストを選択するに至った。
高木は渋野日向子、勝みなみらと同じ98年度生まれの「黄金世代」で、19年度までに3度プロテストに挑むもすべて失敗している。しかし、19年ステップ・アップ・ツアーに優勝。その権利で得たツアー予選会(QT)で43位に入り、今季はTP単年登録という形で今シーズンを戦っている。
ただ、規定の改正で来季はTP単年登録が完全撤廃。来季以降、試合出場やQT出場権を維持するには、「JLPGA正会員」になるしかなく、最終プロテストに合格するか、今季シーズン終了までに賞金ランキングの50位以内、もしくはツアー大会順位などをポイントに換算したメルセデスランキングの50位内に入って来季シード権を獲得するか、ツアー優勝を飾るかの状況になっている。
なお、最終プロテストの合格者は20位タイまで。高木に関しては不合格でも、2つのランキング50位内が確定する今週以降の「伊藤園レディス」と「大王製紙エリエールレディス」で、JLPGA正会員入りを目指すことができる。
(THE ANSWER編集部)