大谷の“ダブル強奪”― 超人中堅手の超絶キャッチに米興奮「アイアンマンのよう」
米大リーグはオープン戦が始まり、シーズン開幕へ向け、各選手が動き出しているが、調整段階にも関わらず、早くもスーパープレーの数々が飛び出している。とりわけ、注目を集めたのが超人中堅手がエンゼルス・大谷翔平投手のダブル(二塁打)を強奪したスーパーダイビング捕球。MLB公式ツイッターが動画付きで紹介すると、米ファンから「アイアンマンのような超人性」などと興奮の声が上がっている。
大谷の二塁打を阻止した韋駄天ハミルトンのスーパーキャッチに米脚光
米大リーグはオープン戦が始まり、シーズン開幕へ向け、各選手が動き出しているが、調整段階にも関わらず、早くもスーパープレーの数々が飛び出している。とりわけ、注目を集めたのが超人中堅手がエンゼルス・大谷翔平投手のダブル(二塁打)を強奪したスーパーダイビング捕球。MLB公式ツイッターが動画付きで紹介すると、米ファンから「アイアンマンのような超人性」などと興奮の声が上がっている。
なぜ、そんなボールまで捕れてしまうのか。超人的な俊足でスーパーキャッチを演じたのは、レッズのビリー・ハミルトン外野手だった。
5日(日本時間6日)のエンゼルス戦、初回1死走者なしの場面。打席には全米の注目の的となっている大谷だ。右腕ロマノの落ちる変化球を捉えた大飛球は左中間に上がった。中堅と左翼のちょうど真ん中に上がり、真っ二つに破り、長打間違いなしかと思われた。しかし、だ。中堅手のハミルトンが凄まじい加速を披露した。
ほぼ定位置に守っていた背番号6は、打球にすばやく反応すると全力疾走。抜群の脚の回転でグングン飛ばし、15メートル、20メートルと激走。そして――。寸前で落下地点に追いつくと、そのまま左手を伸ばして頭からダイブした。必死に白球をもぎ取ると、勢い余ってそのまま1回転。しかし、ボールを離さずにアウトにしてみせた。