世界体操が行われた北九州、選手が記念撮影した場所は…

　体操の世界選手権が24日まで福岡・北九州市立総合体育館で行われたが、来日した選手の間ではある観光スポットが人気となっていたようだ。複数の選手が記念撮影。SNS上に楽しんでいる様子が公開されている。

　日本らしいスポットが人気だったようだ。リトアニア女子代表として参加したアガタ・ヴォスコルチョバイテは、水辺に設置された柵に寄り掛かって記念撮影。後ろに立派にそびえ立っていたのは、福岡では唯一の天守閣を持つ小倉城だった。下から見上げると、迫力がある。実際の写真をインスタグラムに公開し「Kokura Castle」とつづった。

　またイタリアオリンピック委員会の公式インスタグラムも、小倉城をバックに撮影する3選手の写真を公開。種目別の男子床運動で金メダルを獲得したニコラ・バルトリニを中心に、つり輪銀メダリストのマルコ・ロダディオ、同じく銅メダリストのサルヴァトーレ・マレスカが並び、肩を組んで撮影した。

　チャサジーロバス・ジーティス（ルーマニア）は、小倉城で催された「竹あかり」に参加。暗闇の中、竹の中の灯で道が照らされる幻想的な写真と映像を公開した。会場と小倉城は比較的近い距離にあり、来日した選手からも人気となっていた様子。それぞれの投稿には海外ファンから「最高だ！」「なんて美しい」「素晴らしい」「みんなおめでとう」などとコメントが寄せられていた。