3週連続Vへ、21歳古江彩佳が3連続ボギーから驚異の粘り「よくカムバックできた」
女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」が29日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で開幕した。ツアー史上3人目の3週連続優勝の期待がかかる古江彩佳(富士通)は5バーディー、4ボギーの71で回り、1アンダーで首位に3打差の5位につけた。後半は出だしに3連続ボギーをたたいたものの、その後に3バーディーをゲット。快挙への可能性を十分に残した。
樋口久子・三菱電機レディスが開幕
女子ゴルフの国内ツアー「樋口久子・三菱電機レディス」が29日、埼玉・武蔵丘GC(6650ヤード、パー72)で開幕した。ツアー史上3人目の3週連続優勝の期待がかかる古江彩佳(富士通)は5バーディー、4ボギーの71で回り、1アンダーで首位に3打差の5位につけた。後半は出だしに3連続ボギーをたたいたものの、その後に3バーディーをゲット。快挙への可能性を十分に残した。
古江が驚異の粘りを発揮した。前半を35で折り返したものの、後半は10、11、12番と3連続ボギー。風速9.4メートルの風、硬く速いグリーンに対応できなかった結果だが、古江は冷静だった。
「ボールを変えたりして気分転換して『もう1回、今までのこと忘れて一から』っていう思いでやりました」
その後、13番パー4をパーとし、14番パー4、16番パー5、17番パー4でバーディーを奪取。一時は30位台に落としていた順位も首位に3打差の5位にして、残り2ラウンドにつなげた。
「難しいホールが多い中で、よくバーディーでカムバックできたなっていうゴルフでした」
ツアー史上3週連続優勝を達成したのは、全美貞(2007年)と鈴木愛(19年)のみ。21歳の古江が快挙を達成するチャンスは十分だが、「本当に難しいコースなので、スコアよりは自分に集中して、一打、一打頑張っていけたらいいなと思います」とコメント。冷静なのは、ラウンド後も同じだった。
(THE ANSWER編集部)