宮原知子に会場スタオベ エレガント衣装の舞いに海外記者称賛「芸術性とんでもない」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは24日(日本時間25日)、女子フリーが行われ、宮原知子(木下グループ)は134.15点を獲得。合計200.51点で7位となった。フィニッシュ後は観客からスタンディングオベーションが送られたが、海外記者も演技に注目。「世代屈指」「彼女のスケートが大好き」などと称賛が送られている。
スケートアメリカは7位、フィニッシュ後は歓声浴びる
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは24日(日本時間25日)、女子フリーが行われ、宮原知子(木下グループ)は134.15点を獲得。合計200.51点で7位となった。フィニッシュ後は観客からスタンディングオベーションが送られたが、海外記者も演技に注目。「世代屈指」「彼女のスケートが大好き」などと称賛が送られている。
観客を見入らせる好演だった。えんじ色のエレガントな衣装で登場した宮原。冒頭のルッツ―トウループの連続3回転に成功するなど、7度のジャンプは全て着氷。最後のスピンで拍手を送り始めた観客は、フィニッシュとともに立ち上がって歓声をあげた。宮原も両手で軽くガッツポーズを作った。
現地を大いに盛り上げた宮原に、米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏はツイッターで「サトコ・ミヤハラはこの世代屈指の偉大なスケーターである」と称賛をつづった。また元アイスダンスの英国代表、マーク・ヘンレッティー氏は「私は彼女のスケートが大好きです!」とツイートした。
米地元紙「オーランド・センチネル」のリポーター、キャロライン・グレン氏は「2度の世界メダリスト、8度の日本チャンピオン。15歳でシニアデビューをして、サトコのような芸術性を審査員に見せようとするならば、それは客観的に見てもとんでもないことだ」とキャリアに裏打ちされた芸術性を称賛した。今大会はアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が優勝。日本勢は坂本花織が4位、横井ゆは菜が11位だった。
(THE ANSWER編集部)