錦織、スイス室内で5年ぶり決勝進出 フルセットの末にミュラーに競り勝つ
男子テニスのスイス室内で世界ランキング5位で第3シードの錦織圭(日清食品)が世界ランク37位のジレ・ミュラー(ルクセンブルグ)を4-6、7-6、6-3のフルセットの末に破り、決勝進出を果たした。
ミュラーにフルセットの末に勝利、2011年以来の決勝進出
男子テニスのスイス室内で世界ランキング5位で第3シードの錦織圭(日清食品)が世界ランク37位のジレ・ミュラー(ルクセンブルグ)を4-6、7-6、6-3のフルセットの末に破り、決勝進出を果たした。
錦織は臀部の痛みにより10月の楽天ジャパン・オープンを2回戦で途中棄権。今回が復帰戦だった。その初戦で世界77位のドゥシャン・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下すと、2回戦でも同38位のパオロ・ロレンツィ(イタリア)に7-6、6-2と勝利。さらに準々決勝では過去4戦全敗だった同42位のフアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に初勝利した。迎えた準決勝では第1セットを落とす苦しい展開となったが、第2セットは2度のマッチポイントをしのぐ粘りのテニスを披露。タイブレークの末に奪い返し、第3セットを6-3で勝利した。
錦織は2011年以来、5年ぶりの決勝進出となった。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer