野中生萌が登場したアディダスイベント 五輪メダリストの競技実演&レッスンで活気
スポーツクライミングの東京五輪銀メダリスト・野中生萌が9日にアディダスジャパンが開催した会員プログラム「adiCLUB (アディクラブ)」の会員限定のスペシャル企画「adiCLUB TRAIN WITH HERO」に登場。この夏以降、初のイベント出演となった内容をレポートする。
9日に行われた「adiCLUB TRAIN WITH HERO」を紹介
スポーツクライミングの東京五輪銀メダリスト・野中生萌が9日にアディダスジャパンが開催した会員プログラム「adiCLUB (アディクラブ)」の会員限定のスペシャル企画「adiCLUB TRAIN WITH HERO」に登場。この夏以降、初のイベント出演となった内容をレポートする。
イベント第1部ではアディダスが運営するアプリ上で行ったイベントに参加した「adiCLUB」会員から抽選で9人が選ばれ、野中によるボルダリングレッスンを実施。野中自身もボルダリングを実演し、圧巻のパフォーマンスを見せた。会場からは「なんでそんな簡単に登れるの!?」「磁石で張り付けられているみたい!」と歓声。野中のレッスンを受けた参加者からは「頭を使う必要がある……」「レッスンを受けた後の方が高くまで登ることができた!」など息を切らしながらも、終始笑顔あふれる時間になった。
第2部のスペシャルトークセッションはオンラインで実施。「adiCLUB」会員の応募者約350人が参加し、野中は日本からスポーツクライミングが大きな注目を浴びることになったこの夏を振り返った。「大会前の怪我の影響もあり、不安もありましたが、多くの人から応援してもらって本当に励まされました」と感謝。「世界の舞台で普段から共に戦っている他の選手からも、これまでにない緊張感を感じました」と振り返った。
イベント内で着用したアディダス テレックス マイシェルター プリマロフト フード付ジャケットについては「着心地がよく、軽いです! 機能性とファッション性もあり、環境に配慮された素材が使われているなんて驚きです。アウトドアの時でも、街での普段使いでも使えそうなので、全然ヘビロテできますね」とコメントした。
ファッションや日常生活で心がけている環境への配慮については「練習中はペットボトルを持ち歩かず、水筒を持参します。クライミングは自然と触れ合う機会も多いスポーツなので、サステナブルな素材を使うことは大事にしていきたい」と語り、「一人ひとりのちょっとした意識で環境を変えられるのであれば、絶対にみんなで取り組んだ方がいい!」と力強くメッセージで呼びかけた。
新競技として採用されたスポーツクライミングで銀メダルを獲得した野中。イベントの最後には今後の目標について問われ、「まずは成績を残すことで、常に高いレベルを維持することが重要だと思います。あとはコロナウイルスの影響で苦しい時期が続くけど、もっとこういうファンの皆さんと交流する機会を増やしていきたいですね」と意気込みを語り、締めくくった。イベント後には「純粋に楽しかったです! コロナウイルスの影響で、こういったリアルでファンの方と交流できる機会がなかったので、とても嬉しかったです!」とを振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)