[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

松山英樹、雨にも負けず「満足」の単独首位「カッパを1日中着ながら…いい経験に」

米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップ第2ラウンド(R)が22日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で行われた。2位スタートの松山英樹(LEXUS)は、3バーディー、1ボギーの68で通算8アンダー。2位キャメロン・トリンガーリ(米国)に1打差の単独首位に立っている。雨と気温低下の中で危なげないゴルフを展開。今年4月のマスターズ以来、約6か月ぶりのツアー優勝が視野に入ってきた。単独首位スタートの岩田寛は73で回り、通算4アンダーの7位に後退した。

通算8アンダーに伸ばし、単独首位に立った松山英樹【写真:Getty Images】
通算8アンダーに伸ばし、単独首位に立った松山英樹【写真:Getty Images】

日本開催の米男子ツアーZOZOチャンピオンシップ第2R

 米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップ第2ラウンド(R)が22日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で行われた。2位スタートの松山英樹(LEXUS)は、3バーディー、1ボギーの68で通算8アンダー。2位キャメロン・トリンガーリ(米国)に1打差の単独首位に立っている。雨と気温低下の中で危なげないゴルフを展開。今年4月のマスターズ以来、約6か月ぶりのツアー優勝が視野に入ってきた。単独首位スタートの岩田寛は73で回り、通算4アンダーの7位に後退した。

【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に

 気温11度、雨。手がかじかむ寒さの中、松山が安定したゴルフを続けた。降雨で飛距離が落ちることは想定していたというが、スタート10番パー4の第2打を放って感じた。「意外に飛ぶ」。それだけ体がキレていた。

 4ホール目の13番パー3では、第1打が約6メートルのバックスピン。ピン右3メートルにつけてバーディーを奪った。17番パー4は今大会初のボギーにしたものの、18番パー5では第2打をフルショット。2オンに成功し、2パットでスコアを伸ばした。後半の3番パー3では6メートル、フックラインのパットを決めてバーディー。8番パー4では第1打を右の林に入れたものの、7番アイアンでスライスをかけての2オンでピンチをしのいだ。9番パー4では、左に大きく曲げた第1打が木に当たってラフに出て来るラッキーもあった。

 このコンディションで2つスコアを伸ばし、単独首位に浮上。ラウンド後、自分に厳しい松山も「寒くてタフな1日でしたけど、2つスコアも伸ばせて良かったですし、明日につながると思いますし、よく戦いました。満足しています」と言った。米ツアーでは、大雨や雷による中断は日常茶飯事だが、降り続ける雨の中で1ラウンドを通すことは少なく、「カッパを1日中着ながらのラウンドはあまりないんで、いい経験になったと思います」とも話した。

 だが、松山に「地の利」はあった。悪天候にも関わらず、前日を65人上回る4533人(1日上限5000人)の観客がコースに集結。その大半が松山に拍手と声援を送った。そして、1打1打を見られることを自覚する松山も「寒くて雨も降っている中、これだけの方が来てくれてうれしかったですし、その分、集中力切らすことなくできたと思います」と感謝した。

 残りは36ホール。トップ10内に松山より「格上」とされる選手はおらず、ホームアドバンテージもある。ツアー7勝目も視野に入ってきた様相で、松山も「いい位置にいると思うので、大きく変えることはなくやりたいと思います。そして、明日もいい位置で終えて最終日、面白い位置で回れるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。

 大会開幕の前日は「マスターズのときが10なら、今は1もない」と話していたが、ショットもパットも復調。それを確実なものにする第3R、最終Rになりそうだ。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集