イ・ボミ、同い年の親友キム・ハヌルの引退に涙…自身は現役続行「まだ諦めたくない」
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディースは、21日から兵庫・マスターズGC(6571ヤード、パー72)で行われる。延田グループ所属でホステスプロのイ・ボミ(韓国)が20日に会見。同学年で親友のキム・ハヌル(韓国)が現役を引退することについて感想を問われると「いなくなることが信じられない」と目に涙を浮かべて語り、自身については「まだあきらめたくない」と現役続行を明言した。
21日からNOBUTA GROUPマスターズGCレディース
女子ゴルフの国内ツアー・NOBUTA GROUP マスターズGCレディースは、21日から兵庫・マスターズGC(6571ヤード、パー72)で行われる。延田グループ所属でホステスプロのイ・ボミ(韓国)が20日に会見。同学年で親友のキム・ハヌル(韓国)が現役を引退することについて感想を問われると「いなくなることが信じられない」と目に涙を浮かべて語り、自身については「まだあきらめたくない」と現役続行を明言した。
ボミの頬を涙が伝った。引退を決意したハヌルへの思いを聞かれ、感極まった。
「想像したくないですし、(ツアーから)いなくなることが信じられないです。(日本では最後になる)この大会がいい結果になって、いい記憶になってほしいです」
ライバルであり、親友同士。ハヌルの決意は、今夏に韓国で打ち明けられたという。
「8月でした。ご飯を一緒に食べることになって、聞きました。正直言うと、その時にも『私も(引退)したい』と言いました。つらい気持ちはわかるので……。その後に『お疲れ様』と言いました。コロナで家族に会えないし、しんどかったはずです。でも、精いっぱい頑張ったから(決断したの)だと思います」
先に会見したハヌルは「若い子もうまいし、優勝争いができなくなった」と引退理由を明かした。その状況はボミも同じだが、あらためて自身の今後を問われると、「私はまだ諦めたくない。家族の前でいいプレーをしたいです」と返した。
ツアー通算21勝。15年、16年は賞金女王に輝いたが、今季の賞金ランクは82位。残り試合を考えると、来季ツアー最終予選会(QT)受験の必要性も出てくるが、ボミは「まだ考えず、この試合でベストを尽くした後にスタッフと相談したいと思います」と話すに留めた。
(THE ANSWER編集部)