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観客制限なしの世界体操 メンタルに好影響、東京五輪代表・平岩優奈「ワクワクした」

体操の世界選手権は18日、福岡・北九州市立総合体育館で開幕し、女子予選が行われた。東京五輪代表の22歳・平岩優奈(イーグル)は、床運動13.400点(Dスコア5.100、Eスコア8.300)で暫定4位につけた。今大会は個人種目のみで争われ、19日に女子予選の残り、21日に個人総合女子決勝、23、24日に種目別決勝が行われる。

世界体操予選の演技をする平岩優奈【写真:アフロスポーツ】
世界体操予選の演技をする平岩優奈【写真:アフロスポーツ】

世界体操が開幕

 体操の世界選手権は18日、福岡・北九州市立総合体育館で開幕し、女子予選が行われた。東京五輪代表の22歳・平岩優奈(イーグル)は、床運動13.400点(Dスコア5.100、Eスコア8.300)で暫定4位につけた。今大会は個人種目のみで争われ、19日に女子予選の残り、21日に個人総合女子決勝、23、24日に種目別決勝が行われる。

 平岩は世界の舞台を戦い、安堵の笑みを浮かべた。大きなミスはなく、演技を終えた瞬間に小さくガッツポーズ。「細かいミスが出てしまったけど、演技を楽しむとか、大きく見せるということはできたのでそこはよかったです」と振り返った。

 東京五輪・パラリンピックの閉幕以降、国内で行われる初の大規模な国際大会。政府の行動制限緩和に関する実証実験の対象となり、人数上限のない100%有観客で開催される。入り口ではワクチン接種証明や陰性証明書などが求められ、感染対策が講じられながら行われた。

 平岩は大舞台を前に緊張。しかし、客席を目の当たりにするとスイッチが入った。「入場して周りを見渡してこんなにたくさんの人が見てくれるんだと思ってワクワクした」。無観客だった東京五輪では団体総合5位に貢献。「今日も決勝のつもりで全力でやったので、決勝に進めたらちゃんと細かいミスを修正したい。もっと楽しんでもらえるような大きな演技ができたらと思います」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部)


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