山中無念… ネリ、体重超過で王座剥奪 海外ファンは「出ていけ」と怒りの声も
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトル戦で、挑戦者の前王者・山中慎介(帝拳)と戦う王者ルイス・ネリ(メキシコ)が2度の計量でリミットをオーバーし、王座剥奪が決まった。プロモーターが公式ツイッターで発表した。TKO勝ちを収めた昨年8月の山中とのタイトル戦のドーピング検査で陽性反応を示した“お騒がせボクサー”は、2度目の失態に大きな波紋が広がっている。
因縁の再戦相手、ネリが前日計量で王座剥奪が決定…母国メディアも反応
ボクシングのWBC世界バンタム級タイトル戦で、挑戦者の前王者・山中慎介(帝拳)と戦う王者ルイス・ネリ(メキシコ)が2度の計量でリミットをオーバーし、王座剥奪が決まった。プロモーターが公式ツイッターで発表した。TKO勝ちを収めた昨年8月の山中とのタイトル戦のドーピング検査で陽性反応を示した“お騒がせボクサー”は、2度目の失態に大きな波紋が広がっている。
ボクシング界で注目が集まった運命の再戦。ゴングが鳴る前に予想外の展開を迎えた。
「偉大な努力の後、ルイス“豹”ネリは2度目の軽量で121ポンド(54.8キロ)を計量した。これ以上、減量できずにメキシコ人はWBCバンタム級のタイトルを失うことになる」
ネリのプロモーター「サンフェル・ボックス」は公式ツイッターで発表。ネリと山中の計量室のホワイトボードの画像も紹介し、山中は53.3キロでパスしたが、ネリは1度目で55.8キロで再計量に。2度目も54.8キロで規定の53.5キロをクリアできなかった。海外ファンは返信欄で反応し、「懸命な努力だって? いいから出ていけ」と怒りの声も上がっていた。