渋野日向子、686日ぶり涙の復活V! 高3アマ・佐藤心結ら4人のPO激戦で粘り勝ち
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディス最終ラウンド(R)は10日、静岡・東名CC(6592ヤード、パー72)で行われ、2打差の5位で出た渋野日向子(サントリー)が約1年11か月ぶりの復活優勝を遂げた。6バーディー、2ボギーの68で回り、通算10アンダーで並んだ明秀学園日立高3年の佐藤心結(みゆ)、木村彩子(富山常備薬グループ)、ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフで粘り勝ち。海外メジャー1勝を除き、国内ツアー通算5勝目となった。
スタンレーレディス
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディス最終ラウンド(R)は10日、静岡・東名CC(6592ヤード、パー72)で行われ、2打差の5位で出た渋野日向子(サントリー)が約1年11か月ぶりの復活優勝を遂げた。6バーディー、2ボギーの68で回り、通算10アンダーで並んだ明秀学園日立高3年の佐藤心結(みゆ)、木村彩子(富山常備薬グループ)、ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフで粘り勝ち。海外メジャー1勝を除き、国内ツアー通算5勝目となった。
苦しんできた渋野がついに栄冠を掴みとった。前半は1つしか伸ばせなかったが、後半5バーディー。2つボギーをたたいたものの、最終18番で1つ伸ばし、POに持ち込んだ。PO1ホール目ではベタピンのバーディー。木村は脱落し、残り3人で2ホール目に突入した。渋野は土壇場でバーディー。他2人はバーディーを奪えず、優勝が決まった渋野は両手で顔を覆いながら涙した。
渋野が大旋風を巻き起こしたのは2019年。同年11月の大王製紙エリエールレディス以来、686日ぶりの優勝となった。昨年は極度の不振に陥って未勝利に。同12月の全米女子オープンで優勝争いに敗れ、悔し涙を流していた。今年も日米を転戦していたが、夢に描いた東京五輪出場を逃すなどスランプ続き。それでも、やるべき課題に集中し、直近は4位、8位、5位と3試合連続トップ10で上り調子だった。
(THE ANSWER編集部)