WBC世界ヘビー級タイトルマッチ、会場入りの姿とは

　ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦が9日（日本時間10日）、米ラスベガスで行われる。王者タイソン・フューリー（英国）と前王者デオンテイ・ワイルダー（米国）による3度目の対決。米興行大手・トップランク社は、両者がパートナーと手を繋いで会場入りする動画を公開した。米ファンから「カップルで参戦か」「幸せそうだ」と声が上がっている。

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　愛する人と決戦の舞台に乗り込んだ。黒いジャージにマスク姿のフューリー。ドアをくぐると、後ろを振り返った。妻・パリスさんだ。煌びやかな青いドレスをまとい、王者と腕組みしている。一方、スーツ姿のワイルダーは車から登場。隣にはシックな色で落ち着いたドレスのパートナー、テリー・スウィフトさんがいる。しっかりと手を握って歩を進めた。

　対照的な装いとなった両者。会場入り動画を公開したトップランク社公式ツイッターは「もうこれだけでほぼショータイムだ」などと記して投稿した。米ファンは「カップルで参戦か」「パリスだ、Wow」「タイソン頑張れ」「幸せそうだ」「臨戦態勢だ」と決戦ムードが高まっている。

　初対戦の2018年は引き分け。昨年2月の第2戦はフューリーが7回TKO勝ちを収めた。今回は1年8か月ぶりのダイレクトリマッチとなる。