大谷翔平、渡米後No.1級の独壇場 2発のちサヨナラ激走にSNS呆然「漫画でも無理ある」【今季の二刀流】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は2か月連続の月間MVPに輝いた7月。独壇場となったのは、2日(日本時間3日)のオリオールズ戦だ。29、30号と2打席連発。9回には好走塁でサヨナラのホームを踏んだが、米メディアが激走シーンを動画で公開。日米のファンは驚きを通り越していた。
MVPへ大谷翔平の「凄さ」を回顧、浅い右前打でも快足でセーフ勝ち取る
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は2か月連続の月間MVPに輝いた7月。独壇場となったのは、2日(日本時間3日)のオリオールズ戦だ。29、30号と2打席連発。9回には好走塁でサヨナラのホームを踏んだが、米メディアが激走シーンを動画で公開。日米のファンは驚きを通り越していた。
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まさに大谷劇場だった。クライマックスは9回だ。1死から勝負を避けられるような形の四球で出塁。2死から盗塁を決めた。そしてウォルシュが右前に鋭い打球を飛ばす。やや前目に守っていたマッケンナが前進しながら捕球し、すかさずバックホーム。ワンバウンドでのストライク送球だったが、大谷の伸ばした長い右足がほんのわずかに先にホームに到達していた。
クロスプレーで転がった大谷は、大の字になったまま両こぶしを天に突き上げる渾身のガッツポーズ。そんな背番号17のもとに笑顔のチームメートが即座に駆け寄り、抱き起こした。そして大谷はマウンド付近にできた歓喜の輪に加わっていった。渡米後では最高級の独壇場だった。
サヨナラシーンを動画で公開したのは米ロサンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッター。「ウォルシーのサヨナラ!」と題した動画には米ファンから「あのヒットで二塁から得点したショウヘイのエリート級のスピード」などと反響が寄せられていたが、SNS上の日本のファンも熱狂していた。
ツイッターでは「凄すぎ」「まじばけもの」「我々は一体、何を目撃しているのか」「マジで野球漫画の主人公」などの声が上がる一方、「大谷のやってることはマンガでもやり過ぎ」「マンガでも無理ある設定」「今流行ってる『大谷翔平』ってドラマ、主人公が最強すぎて現実味がない」などと呆れるようなツイートも溢れていた。
東京五輪で日本が熱狂に包まれた7月も、打っては9本塁打、投げても2勝をマークするなど海の向こうで輝きを放ち続けた大谷。前半戦だけで松井秀喜氏の日本人シーズン最多本塁打記録を更新し、オールスターゲームではMLB史上初の投打同時出場を達成。歴史的シーズンを送り、ア・リーグMVP大本命となっている。
(THE ANSWER編集部)