小祝さくら「29」→「38」の大波も2位発進 不調は脱出「調整の成果出せたのは大きい」
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスは8日、静岡・東名CC(パー72、6592ヤード)で開幕した。賞金ランク2位の小祝さくら(ニトリ)は1イーグル、6バーディー、3ボギーの67をマーク。5アンダーで首位と1打差の2位につけた。前半は29、後半は38という波のあるゴルフだったが、自身で不調の原因を見つけて久々のアンダーパー。「調整の成果を出せたことは大きい」と前向きに話した。
国内ツアー・スタンレーレディス開幕
女子ゴルフの国内ツアー・スタンレーレディスは8日、静岡・東名CC(パー72、6592ヤード)で開幕した。賞金ランク2位の小祝さくら(ニトリ)は1イーグル、6バーディー、3ボギーの67をマーク。5アンダーで首位と1打差の2位につけた。前半は29、後半は38という波のあるゴルフだったが、自身で不調の原因を見つけて久々のアンダーパー。「調整の成果を出せたことは大きい」と前向きに話した。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
小祝は自ら言った。「前半と後半は違うゴルフでした」。前半はショットが切れ、長短のパットがカップイン。8番パー5では2オンに成功し、ピン左7メートルにつけたイーグルパットも沈めた。しかし、後半は10番から3パットでスコアを落とし、3ボギーでバーディーは1つ。それでも、前向きだった。
「前半が良すぎました。でも、トータルで見れば、久しぶりのアンダーで内容としても良かった。ここ最近の中ではいいゴルフでした」
前週の日本女子オープンで予選落ちし、翌日から自主練習に入った。いい状態の時と今の動画を見比べ、「こんなにひどい状態になっていたのかと気付きました」と明かした。
「フォローをインに出し過ぎていましたし、ターフを取り過ぎていたり……。いい状態の時のノートを見ると、『フォロースルーをできるだけまっすぐ』と書いてありましたし、こういう調整の成果が出せたことは大きいです」
60台のラウンドは5戦前の「ゴルフ5レディス」の初日以来。今大会は師事する辻村明志コーチがキャディーを務めている。当初は出場しないつもりだったが、「コーチが来てくれるので」と予定変更。2018年からの122試合連続出場となったことについても、「自信につながるので出て良かったです」と振り返った。残り2日。上位は混戦模様だが、小祝はこの自信を確信に変えて今季6勝目を目指す。
(THE ANSWER編集部)