大谷翔平、アストロズ大物もMVP太鼓判 ゲレーロは「可能」の範疇「150K&45発は無理」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季投打の活躍によりア・リーグMVPの最有力候補となっている。打っては46本塁打、投げても9勝など歴史的シーズンを送った二刀流に対し、アストロズの大物遊撃手も「自分にとっては彼がMVP。150奪三振に45本塁打を同じシーズンでやるなんて誰もできない」と太鼓判を押している。
ゲレーロJr.も認めながら「大谷がやっていることは誰もできない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季投打の活躍によりア・リーグMVPの最有力候補となっている。打っては46本塁打、投げても9勝など歴史的シーズンを送った二刀流に対し、アストロズの大物遊撃手も「自分にとっては彼がMVP。150奪三振に45本塁打を同じシーズンでやるなんて誰もできない」と太鼓判を押している。
大谷について語ったのは、アストロズのカルロス・コレア内野手だ。今季は打率.279、26本、92打点と活躍。エンゼルス戦では、二塁に進んだ大谷と、同僚の二塁手ホセ・アルトゥーベを交えて談笑するシーンも見られた。
2012年ドラフト全体1位でアストロズに入団し、チームを牽引しているコレア。以前にも大谷の多彩さを評価するコメントを残しているが、MLB公式サイトに公開されたインタビュー映像の中で、今季のMVPレースについても回答。大谷のライバルとされるブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)と比較し、「難しいね」と言いつつも考えを明らかにした。
「バイアスを掛けたくない。自分はラテン系の人間だからゲレーロが好きだし彼は素晴らしい男だけど、ショウヘイ・オオタニがMVPに相応しいと思う。ブラッディ(ゲレーロ)はずっとスペシャルだった。開幕から安定していた。
でも、こう考えさせてほしい。リーグにいるマイク・トラウトやムーキー・ベッツのようなビッグヒッターは、1シーズン大活躍することはできると思う。本塁打王や首位打者、打点王とかね。これは可能。でもショウヘイ・オオタニがやっていることはメジャーの誰もできないと思う。だから自分にとっては彼がMVP。150奪三振に45本塁打を同じシーズンでやるなんて誰もできない」
48本塁打で本塁打王となり、打率.311、111打点も記録しているゲレーロJr.の能力を評価しながらも、投手として130回1/3を投げて156奪三振、野手としても46本塁打を放つだけでなく26盗塁を記録するなど、歴史的シーズンを過ごした大谷がMVPに相応しいとコレアは語っていた。
(THE ANSWER編集部)