大谷翔平、痛がる相手に咄嗟の気遣い 優しい「Oh Sorry」に米興味「振る舞いも一流」【今季の二刀流】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は4月。渡米後初の投打同時出場などで沸かせたこの月は、ファウルチップが直撃して痛がる捕手を気遣ったシーンも話題に。映像を見た米ファンからは「振る舞いも一流」などと人柄も注目されていた。
MVPへ大谷翔平の「凄さ」を回顧、実力だけでなく人柄も話題に
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平は投手として9勝、打者として46本塁打、走っては26盗塁と歴史的シーズンを送った。MVPの発表に向け、二刀流の「凄さ」を月ごとに振り返る。今回は4月。渡米後初の投打同時出場などで沸かせたこの月は、ファウルチップが直撃して痛がる捕手を気遣ったシーンも話題に。映像を見た米ファンからは「振る舞いも一流」などと人柄も注目されていた。
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実力だけでなく、礼儀正しさや何気ない仕草まで注目された大谷。日米のファンに愛される人柄が出たシーンがあった。4号ソロなど3安打を放った13日(日本時間14日)のロイヤルズ戦。7回の打席で初球をスイングすると、ファウルチップが捕手ペレスの左足付近を直撃した。痛がるペレスへ、大谷は咄嗟に「Oh Sorry.OK?」と声をかけ、気遣っていた。
捕手にボールが当たるのは珍しいことではないが、思わず出た大谷の優しさには米カンザスシティのスポーツチャンネル「バリー・スポーツ・カンザスシティ」公式ツイッターが注目。実際の映像を公開し、「グッドガイ、ショウヘイ。サルビーにファウルチップを当てた後、オオタニが謝罪」と文面で伝えた。
同局の実況席からも「今オオタニが『Sorry』と言ったのを聞いた気がします」と大谷の言葉を紹介。振る舞いに興味を持った米ファンからは「才能豊かで振る舞いも一流」「この男は見ていて楽しい」「この『Oh Sorry』が超かわいい」「天使」などとコメントが集まっていた。
今季は投手で130回1/3を投げて156奪三振。野手で100打点、138安打、103得点とし、メジャー史上初の投打5部門で「100」に到達。MVP大本命に挙がっているが、日米のファンを惹きつけた人間性も支持される一つの要因かもしれない。
(THE ANSWER編集部)