同組の勝みなみに6打差完敗 初V逃した2位西郷真央「自分のゴルフがまだまだだった」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終ラウンド(R)が4日、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で行われた。単独首位で出た勝みなみ(明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算14アンダーで悲願のメジャー大会初優勝を達成した。6打差の2位タイは上田桃子(ZOZO)、西郷真央(大東建託)が入った。
1打差2位発進もツアー初Vならず「パッティングが入らず苦しい展開に」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終ラウンド(R)が4日、栃木・烏山城CC(6550ヤード、パー71)で行われた。単独首位で出た勝みなみ(明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの66で回り、通算14アンダーで悲願のメジャー大会初優勝を達成した。6打差の2位タイは上田桃子(ZOZO)、西郷真央(大東建託)が入った。
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西郷は最終日に苦しんだ。第3Rを終え、1打差の2位と優勝も射程圏に入れていた。前半で2つのスコアを伸ばしたが、後半は3つのボギーで2つスコアを落とした。3バーディー、3ボギーのイーブンパーでフィニッシュ。同組でスコアを5つ伸ばし、優勝した勝とは対照的だった。
「今日はパッティングが入らなくて、苦しい展開が続いてしまい、残念な形で終わってしまった」
こう振り返った西郷は「今日は17番を除いて、ティーショットがラフに入ったところがボギーになってしまった。それ以外はバーディーチャンスにつけられたので、ショットに関してはそこまで悪くなかったと思います」と冷静に語った。
国内屈指の難コース。「決勝Rは2日間、ピンポジションが難しかった。午後になるにつれ、ピンポジションが日陰になってしまい、傾斜もかなり読みにくくて、凄く難しかった」と印象を明かした。
同組だった勝には6打差をつけられ、結果的に完敗。「人は人、自分は自分と思っていたので、自分がなかなかバーディーを獲れない中で、みなみさんは凄くバーディーをたくさん獲って差が開いてしまった」と語った。
それでも「自分のゴルフがまだまだだったというだけ。また練習して頑張りたい」と前を向き、さらに「ずっと課題になっているパッティングがかみ合ってくれないので、そこをもう少しレベルアップできるように頑張りたい」と意欲を示した。
今月8日に20歳になる。10代最後の大会でのツアー初Vは逃したが、成長著しい期待の若手。この教訓を糧に飛躍を目指す。
(THE ANSWER編集部)