「日中、平昌で明暗」 韓国メディアが“五輪のバトン”繋ぐ日本と中国を分析
日本は「明るい表情」、中国は「“表情管理”をしている」と分析
「日本は明るい表情だ」と同紙。金4、銀5、銅4を獲得し、4年前のソチ大会(金1・銀4・銅3)を超え、冬季五輪史上の最多メダル(13個)という成果を出したことを称賛した。
そして「金メダルの“純度”にも意味を置く姿だった。羽生結弦が66年ぶりに五輪連覇を成し遂げただけでなく、選手団の主将だった小平奈緒が日本女子スピードスケート史上初の金メダルを手にした。氷上だけでなくノルディック複合、スノーボードハーフパイプ、カーリング、モーグルスキー、スキージャンプなど多様な種目でメダルを獲得した」と日本のメダル獲得種目が多岐にわたったことを高く評価している。
そしてもう一方の中国については「“表情管理”をしている」と分析している。ソチ大会とメダル総数は同じだが、金メダルが2つ減ったことを指摘し、「中国政府が最近、北京冬季五輪を通して冬季スポーツの強国になるために、予算だけでなく関連企業の育成と地方発展を計画するという“命題”まで掲げ、プレッシャーがとても大きくなっている状況である」と伝えている。
“表情管理”とは顔の表情をコントロールすること。中国は今大会で前回よりも成績を落としながらも、平静を装っていると推測した。
韓国は17個のメダルを獲得。日本と同様、冬季五輪史上最多を更新し、大きな成果を残した。次の五輪を行う日本、中国の今後の展開を含め、注視しているようだ。
(THE ANSWER編集部)