大谷翔平MVP争いに激論 否定派の大投手に米識者皮肉「自分が獲れなかったから?」
マルティネス氏「フィジカル的に疲れるんですよ」
1000イニング以上フィールドに立つゲレーロJr.と、先発投手として今季23試合先発の守備的貢献度が指標では等価であることを指摘した。
「なぜ?」と驚きの表情を浮かべたマルティネス氏に、バスガーシアン氏は「理由を聞くの? どうやったら1000イニングも長くフィールドにいるのに、オオタニよりもDRSが高くならないんですか?」と語り、ゲレーロMVP論は否定された。
それでも、マルティネス氏は諦めない。「守備に就いていることで体を消耗させているんです。三冠王になるチャンスや、打席数を消耗させている。フィジカル的に疲れるんですよ。わかる?」。フランク・トーマスやデービッド・オルティスら歴代の名DHのほか、1999年に自身がMVPを受賞できなかった過去を持ち出しながら、投票権の保有者に公正な投票を訴えた。
独特な主張の連続に失笑したバスガーシアン氏は「もしかして、自分がMVPを獲れなかったから、まだ粘ってる?」と呆れた様子だった。
しかし、マルティネス氏は「俺は投手だったからMVPになれなかった」と吐露。バスガーシアン氏は「あなたの論理にはついていけません」と苦笑いした。とはいっても、実は親交の深い2人。テレビ番組の企画だけに、盛り上がるようあえて激論をぶつけ合ったようだ。
(THE ANSWER編集部)